8月2日のサッカー天皇杯で名古屋グランパスと浦和レッズが対戦し、3-0で浦和レッズが完敗しました。
これをうけ浦和のサポーターが暴徒化したと報道がありました。
相手サポーター側の応援席へ侵入や、禁断行為も犯したとか。
警察も出動するような事態となったようですが、どのような状況だったのでしょうか?
また場合によってはどのような処分がくだされるのでしょうか?
調査しました!
8月2日の浦和レッズの暴徒化について
日本最大のオープントーナメントであるサッカー天皇杯ですが、8月2日名古屋グランパスと浦和レッズが対戦しました。
結果は3-0で名古屋グランパスの勝利、浦和レッズの完敗となりました。
試合後、この結果に腹を立てた一部サポーターが暴れ出したようです。
- 緩衝帯を突破し相手サポーター側の応援席へ侵入
- フィールド内に乱入
- 横断幕をはがして強奪する禁断の行為
- 多数のサポーターが名古屋のゴール裏へ押しかける
警備員に押し倒された者や警察も出動する事態となったようです。
本来緩衝帯とはホーム席とアウェイ席の間に設けた観客席となり、各チーム同士の直接的な接触を防ぎ、このような事態にならないようにあらかじめ誰も座れないようにしています。
しかしここを突破したということでルール違反していますし、大事な横断幕を引き剥がしてしまうのはいくら負けたからといっても見逃せない行為です。
浦和レッズに対する処分とは?
8月3日追記
浦和レッズサポーターへの処分が発表されました。
- 立ち入り禁止エリアへの侵入を主導したサポーター(31名)
8月3日(木)以降に開催される浦和レッズの出場試合9試合への入場禁止 - 立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターを統括するリーダー(1名)
8月3日(木)以降に開催される浦和レッズの出場試合16試合への入場禁止 - 立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーター(45名)
厳重注意
この処分内容が発表されたとき、世間からは処分内容が甘いのでは?
といった声があがっていました。
そのため浦和レッズは8月31日
17名に対する無期限の入場禁止処分、残る1名に対する5試合の入場禁止処分が決定しました。
浦和レッズのサポータがやばい?
過去にも浦和レッズサポーターの暴徒化は報道されているようでした。
- 2008年5月 浦和サポーター大暴走
- 2010年5月 相手チームへ差別的発言
- 2013年8月 浦和レッズサポーター3人が逮捕
- 2014年3月 差別横断幕事件 無観客試合
- 2022年7月 コロナ禍での違反行為
1つずつまとめていきます。
2008年5月 浦和サポーター大暴走
ガンバ大阪との対戦でした。
結果は浦和レッズ2-3ガンバ大阪
試合後、怒った浦和レッズサポーターはガンバ大阪サポーターを囲みスタジアムに監禁しました。
包囲された約1000人のガンバ大阪サポーターはペットボトル、旗棒などを投げつけられたそうです。
1名のガンバ大阪サポーターがピッチとスタンドの間の堀に転落するなどけが人がでる始末でした。
この事件では浦和レッズに過去最高の2000万円の罰金が課せられています。
2010年5月 相手チームへ差別的発言
ベガルタ仙台との対戦でした。
結果は1-1の引き分けでしたがこの日浦和レッズはシュートを28本も打っていたようです。
ゴールが決まらなかったことに対し選手に腹を立てたようです。
試合後選手のバスに乗り込んだり、外国人選手に差別的な発言をしたとして浦和レッズのサポーターが問題となりました。
この事件では浦和レッズに対して500万円の罰金が課せられました。
2013年8月 浦和レッズサポーター3人が逮捕
清水エスパルスとの対戦でした。
清水エスパルス1-0浦和レッズでした。
対戦相手の清水エスパルスのバスへ爆竹や花火を投げつける行為や
このとき4名は容疑を認めていて罰金刑になったようです。
また浦和レッズに対しても1000万円の罰金が課せられています。
2014年3月 差別横断幕事件 無観客試合
サガン鳥栖との対戦でした。
この横断幕が差別的に捉えられるとして警備員が横断幕を撤去するようにサポーターに指示したようですが、試合終了後まで撤去されず。
当時浦和レッズの選手であった牧野選手もこの横断幕を批難していて、問題となりました。
結果浦和レッズにも責任があるとして無観客試合の処分を言い渡されます。
無観客試合ではスタジアムに入場する観客からの収益がゼロとなり億単位での損失がでるようです。
2022年7月 コロナ禍での違反行為
コロナ禍により試合中の感染対策がとられていました。
声を出しての応援を禁止されていたり、マスク着用が義務付けられていたようですが守らないサポーターがいたようです。
浦和レッズには2000万の罰金が課せられています
なぜ浦和レッズは暴走する?
浦和レッズサポーターは他のチームのサポーターに比べ熱狂的なファンが多いようです。
また人数も1200万人以上とかなりのサポーター数がいます。
2019年には観客動員数1位にもかがやきました。
ランキング | チーム名 | 観客動員数 |
1 | 浦和レッズ | 34,184 |
2 | FC東京 | 31,540 |
3 | ガンバ大阪 | 27,708 |
このことから熱狂的ないろんな人が集まっている集団であるため暴徒化しやすいのかもしれません。
まとめ
今回は浦和レッズサポーターの暴徒化エピソードを紹介しました。
選手が気持ちよく試合できるようサポーターの方はルールを守って応援してほしいです。
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